時間を買うこと、売ること
昨日は私の子供が通っている「龍の子幼稚園」の年少さんクラスがイチゴハウスに来ました。皆イチゴの葉っぱや花、果実や交配しているミツバチに興味津津で、最後の方は収穫体験も行いとても喜んでくれたみたいでした。ボランティアでやったことなのでお金は頂いていませんが、後日談で保護者の方と子供さんからとてもいい思い出になったと聞いて、これからも仕事が少しでも社会体験として役立ってもらえたらいいなと感じた出来事でした。
お話は変わりますが、今笹原果実では人の存在が最も重要だと考えて経営を進めています。まだ経営に余力がない会社なので正社員の方に入って頂くことが出来ておらず、パートさんの方々の力をお借りしています。磐田市の方が最も多いのですが、袋井や浜松の方もいて通勤も大変なのに来て頂いていることをとても感謝しております。
何かの縁があってウチの会社を選んでくれた方々に対していつも考えることは、自分はパートさんの時間を買ってお仕事をして頂いているけど、パートさんが自分の時間をウチのために使ってもいいと思えるような環境を整えられているかということです。「時給、お休みの取りやすさ、仕事内容、人間関係等の職場由来の事」と「子育て、介護、趣味等の家庭由来の事」の二つの側面の色々な要素が複雑に絡み合って仕事が楽しく続けていけるかどうかを決めると思います。なので笹原果実ではどの要素でも不満が出ないように可能な限り希望を聞くことを大切にしています。ただそれだけではパートさんの仕事に対する不満は消えますが、仕事を楽しむところまでは難しいと思います。なのでひとりひとりに仕事でも家でも何をすることが好きかを聞いて、その方向性に近い仕事をお任せするようにしています。入社当初は畑の仕事を覚えることが中心ですが、一通りのことが出来るようになったら「好きなことを仕事にする」を実現できるような環境にしたいと思っています。勿論お客様に商品を買って頂かないと経営は成り立たないので仕事の内容には厳しいところもありますが、好きなことなら多少の思考錯誤があっても楽しく続けられるだろうと考えています。
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